ネシャン・サーガ〈7〉新たなる旅立ち (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
ヨナタンが師ゴエルの元で学び始めて3年、かつての盟友たちがに集結した。第七代裁き司がついに動きだす・・・。
内容(「BOOK」データベースより)
ヨナタンが師ゴエルのもとで学びはじめて三年、かつての盟友たちが「英知の庭」に集結した。第七代裁き司がついに動きだす…!壮大な冒険ファンタジー光と闇が火花を散らす第3部、いよいよ開幕。
ブリキの太鼓 第2部 (2) (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
3歳の時から成長のとまった小男のオスカルの半生を太鼓にのせて語る、死者のためのレクイエム。猥雑、怪奇、偏執のイメージの奔流の中で悪のビートがなり響く。ノーベル文学賞受賞作家の出世作。
デミアン (文庫)
Amazon.co.jp
ドイツのノーベル賞受賞作家ヘルマン・ヘッセの1919年、42歳の時の作品。 戦間期という時代の変わり目、それまでの価値観や世界観が内側から密かに崩れ出す予兆に満ちた社会にあって、同時に個人生活においても人生の転換期をむかえ苦悩していたヘッセは、心理学・精神分析への関心を深め、その後さらに仏教や東洋哲学へ傾倒していくが、この作品にはヘッセのたどったこのような精神的な遍歴が青年シンクレールの自己探求の物語に姿を変えて記されている。 当時の上・中層階級の欺瞞的なブルジョア的、キリスト教的な世界観は、旧弊なだけでなく、荒波のような現実世界に浮かぶ小さなあぶくの様にもろくて空しかった。ヘッセは家庭環境や社会の変動の前にいとも簡単に崩れ去った自分自身の幸福を目前にして、そのような状況に左右されるのではない、常に強く美しい「新たなる理想の青年像」を模索した。 シンクレールが自己の超自我ともみえるデミアンに導かれ、親の世代からの過去の世界観によって抑圧されていた自己を解放し、さまざまな暗示や象徴を手がかりにして無意識の世界に埋もれた「本来の自己」を発見していくプロセスは、精神分析のそれそのものである。一方そうやって見いだした「理想の青年像」は瞑想、「気」、陰陽など、東洋思想の影響を思わせ、輝くばかりの生気とパワーに溢れている。
ぼくたちもそこにいた (-)
内容(「BOOK」データベースより)
『あのころはフリードリヒがいた』の続編。優等生のハインツ、時代の流れに素直には従えないギュンター、そして“ぼく”―ヒトラー・ユーゲントに入団した3人のドイツ人少年が経験したことは?戦争へ突入していく日々を淡々と描く。中学以上。
内容(「MARC」データベースより)
ハインツ、ギュンター、そして「ぼく」。ヒトラー・ユーゲントに入団した3人の少年が経験したことは? 「あのころはフリードリヒがいた」の続編。1995年刊の新版。
ヴィルヘルム・マイスターの修業時代〈上〉 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
舞台は,ゲーテが生きたのと同じ18世紀封建制下のドイツ.一女性との恋に破れ,演劇界に身を投じた主人公ヴィルヘルムは,そこで様々な人生の明暗を体験,運命の浮沈を味わう.文章,手法,構成のすべてにわたる完成度の高さに,ノヴァーリスが最大級の賛辞を捧げ,トーマス・マンが範としたドイツ教養小説の代表作.新訳.(全3冊)
内容(「BOOK」データベースより)
舞台は十八世紀封建制下のドイツ。一女性との恋に破れ、演劇界に身を投じた主人公ヴィルヘルムは、そこで様々な人生の明暗を体験、運命の浮沈を味わう。ヘルマン・ヘッセやトーマス・マンらが範としたドイツ教養小説の代表作。新訳。
ヴィルヘルム・マイスターの修業時代〈中〉 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
「憧れを知る者のみが,わが悲しみを知る…」ミニヨンと竪琴弾きの哀切を帯びた歌の調べ.『ハムレット』の上演をめぐり,ヴィルヘルムは演劇の世界について様々に思いを巡らせる.果たして自分の進むべき道は….本巻には『修業時代』全体に豊かな厚みをあたえ,一収束点ともなっている「美わしき魂の告白」を収め,物語は前半から後半に向けて確かな歩を進めてゆく.(全3冊)
内容(「BOOK」データベースより)
「憧れを知る者のみが、わが悲しみを知る」ミニヨン竪琴弾きの哀切を帯びた歌の調べ。『ハムレット』上演を機に、ヴィルヘルムは演劇の世界について様々に思いを巡らせる。本巻には作全体に豊かな厚みを与え、一収束点をも成す「美わしき魂の告白」を収録。
飛ぶ教室 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
先生が大好きな生徒、生徒を心から愛する先生。学校でまきおこるさまざまな事件をとおして、友情と正義と勇気のたいせつさを、身にしみて教えてくれます。E.ケストナーが人生の真実を教える、血もなみだもある、あたたかいお話。小学中級から。
内容(「MARC」データベースより)
先生が大好きな生徒、生徒を心から愛する先生。学校でまきおこるさまざまな事件をとおして、友情と正義と勇気の大切さを身にしみて教えてくれます。E=ケストナーが人生の真実を教える、血も涙もある、あたたかいお話。
月面脳ネーサン―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈327〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
惑星ホプトレク=ハイクのプロヴコナー抵抗グループに所属するシエテ=トルは、組織に危機がせまっているのを知った。敵に本拠地の所在をつきとめられたのだ。彼女はこの情報を一刻も早く上層部に伝えるべく、連絡員のもとに走った。一方、ローダン一行は疑われずにホトレノル=タアクのもとにもどるため、極秘作戦を立案する。そして、ロクティン=パルが作戦の舞台に選んだのは、やはりホプトレク=ハイクだったが…。
ジム・ボタンの機関車大旅行 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
機関車の大すきなジム・ボタンは親友の機関士ルーカスとともに、ふとっちょ機関車エマにのって冒険の旅へ。
はてしない物語 (上) (単行本(ソフトカバー))
Amazon.co.jp
いじめられっ子の少年が、不思議な本の世界に入り込んで、数々の冒険を繰り広げる傑作ファンタジー。著者のミヒャエル・エンデ(1929-1995)は、児童文学という枠を越え、作品を通じて現代社会に対するさまざまな警鐘を鳴らし続けた、ドイツを代表する作家である。1979年に発表された本書は、『モモ』 『鏡のなかの鏡』とならぶエンデの代表作として名高い作品だ。 デブでチビの少年バスチアンは、古書店で目にした1冊の本に目を奪われ、たちまちその世界に魅了されてしまう。ファンタージエンという国を舞台にしたその物語では、女王「幼ごころの君」が病に倒れ、何もかも飲み込んでしまう「虚無」が王国を滅ぼそうとしていた。女王の特命を受けた主人公アトレーユは、その危機を救うべく探索の旅に出る。しかし、アトレーユの冒険の中には、読み手であるバスチアン自身の話までもが書かれていた。 幸いの竜フッフールをはじめとするユニークな怪物たち、古今東西の名作をモチーフにした挿話。そして、随所に挿入される「けれどもこれは別の物語…」という意味深長なキーワード。エンデの遊び心が存分に散りばめられた物語からは、世代を問わず誰もが、何度読み返しても、新たな発見を見つけ出すことができる。なぜなら、「幼ごころの君」が象徴するように、本書を通じてエンデが語りかけるのは、すべての人の心にある「永遠の子ども」に対してだからだ。本書にはまさに、果てのない物語が幾重にも広がっているのである。(中島正敏)
出版社/著者からの内容紹介
バスチアンはあかがね色の本を読んでいた-ファンタージエン国は正体不明の〈虚無〉におかされ滅亡寸前.その国を救うには,人間界から子どもを連れてくるほかない.その子はあかがね色の本を読んでいる10歳の少年-ぼくのことだ! 叫んだとたんバスチアンは本の中にすいこまれ,この国の滅亡と再生を体験する.